カムカムエヴリバディ 安子編 7話
朝ドラ名物変なおじさん登場か
先週大阪に旅立った算太、そういえばそろそろどうなったと視聴者が気になったところで岡山へ帰還。
案の定というか朝ドラ名物というか、借金取りの哀れの田中*1の父親か祖父か不明な、こわもての田中から借金を残して逃亡。
ああ……変なおじさん枠は算太でしたか……。ダンサー目指して大阪へ行くあたりで予想はできましたね。
算太、どこへ逃げたかなあ。この時期だとだいたい満州へ行く人が多いんだけど。
今回、大阪での算太が無声映画風で語られてた演出が面白かった。昨日の往復書簡に続き、演出がキレッキレ。
算太のやらかしたことは両親を傷つけて困ったものだけども、ただ、ダンサーの女の子たちにダンス教室をやってたというのはおそらく嘘ではないんだろうね。
もしかしたらそれでそこそこ食べていけてたのかもしれない。
だけど、時代はだんだん切迫していき、ダンスホールは閉鎖してしまった。
冒頭、砂糖が配給になり、最中が作れなくなった状況といい、ディック・ミネが本名で活動し始めたことといい、じわじわと安子の周囲の状況が悪くなってきている…。
戦争へ向かっていく日本、まだ14歳の安子からすると、よく分からないうちにいつの間にか取り返しのつかないことになっているのがリアル。