カムカムエヴリバディ 安子編 13話
出歯口の憂鬱
Dipper Mouth Bluesの雑な翻訳にマスターの怒りが伝わってくる。
…と思ったら息子の前野朋哉がいつの間にか出征していた。
算太も赤紙が来たんだけど、行方不明になってる人どうやって出征するんだろう…と思っていたら、ふつーに帰ってきた。小しずママンが連絡取ってたのかな*1。
たちばなの職人さんたちも皆兵隊に取られてしまい、街から若い男の子たちがどんどんいなくなってしまった。
金太パパは安子と稔さんのことを認めてあげればよかったと後悔してるけど、一方の雉真家は飛ぶ鳥を落とす勢いで儲かってて、どのみち安子との仲が認められるわけじゃないんだよね。
戦争という異常事態が格差を広げている。
稔さんはといえば、あれほどキラキラして王子様だったのに、目から光が消えてすっかりやさぐれていた。
稔さんのキラキラと高い自己肯定感は、結局のとこ親の七光りであって、そして何より彼自身がそこに気づいてしまったのが大きいんだろうなあ。
勇ちゃんのパンチは果たして稔さんを覚醒させられるのか……。
ラジオが伝えてきたのは、「ミッドウェー海戦」と「ガダルカナル」。当時の人たちは、現代では「大本営発表」という言葉の意味が違うことを知らない。
そして、学生も召集されることがラジオから……。
*1:実際連絡取れない行方不明者の場合はどうしてたんだろう。まあ国内でふらふらしてたらこの時代は通報されそうだけど