カムカムエヴリバディ 安子編→るい編 38話
闇落ちピタゴラスイッチ
情報が多すぎてこんな感じ。
予告見たとき、これ一週間でやれるー? と思ったんだけど、まさかここまでギチギチに詰め込んで、かつ色々納得が行く展開になるとはびっくり。
とりあえず一人ずつ行こう。
安子
彼女については批判があるのもしょうがないけど、ただ目の前のやりたいことをやってきただけなんだよね。英会話にしろ、おはぎにしろ。
稔さんから自分の好きなこと興味があることに没頭するのはとても楽しい、と教えられて以来、彼女はただ好きなことをやりたいと思って行動してきただけ。
だけど、好きなもの、大事なものが増えてきたら、それを全部やろうと思ったらどうしたって無理がでる。
稔さんがいれば、彼女のやりたいことを上手く交通整理してくれたかもしれない。橘の家族がいれば、自分がやらなければと思う気持ちもそれほど強く思わなかったかもしれない。
るい、たちばなの再興、英会話、ロバート。全部は無理だった。
やりたいことがたくさんあるとき、どうしても優先順位をつけなければいけないが、そこに人間、特に子供が入ってくると順序は狂う。
安子はもういっぱいいっぱいだった。彼女は何度も倒れていたけどそれはなすすべがなく、何も選べなかったからだ。
稔さんが戦争で死んだとき、安子は本当は全部うっちゃって、一人でどこかに行きたかったのかもしれないとロバートに「アメリカへ連れて行って」と叫んだときに思った。
いくらるいから拒絶されたからと言って、娘を置いていくだろうかと思うけど、今の安子は娘の怒りの感情を受け止める気力がなくなっちゃってたんだろうなあ。母親とて一人の人間だからね…。
勇
たった2話で株が暴落した男。
おちょやんの一平とやらかしたことは同じだけど、千代に土下座しただけやつのほうがマシだったかもしれん…*1。
昨日は雪衣とのアレは初犯だろうと思ったけど、初犯じゃなかったーーー。貴様ーーー!!!
勇と雪衣の件は、「勇はずっと安子を思ってきたのだし、稔さんへの義理はあるだろうけど、娘のために彼と結婚して雉真家の奥様に収まるほうがいいのではないか」という女がわきまえれば場は丸く収まる、という「良識的な」意見*2に対するカウンターがちゃんと用意されてたってことだと思う。
ずっと薄々、勇にとって安子はトロフィーなのではないかという感想が拭えなかったけど、雪衣と肉体関係を持っていたということで、勇の安子への感情は愛情ではないよなあ…。本人は恋愛感情だと思ってるだろうけど。
まあしかし、勇という人物が単なる熱血バカではなく、次男故にいろいろこじらせたものも抱えた、かなり複雑な内面を持ったキャラだということが分かった。演じてる村上虹郎さんの演技力には脱帽である。勇に関しては完全にやられました。*3
雪衣
本当にええんかその男で。
ロバート
大阪でも岡山でも、安子が倒れた途端登場するので、あさイチで「二人いるのでは」と突っ込まれた男。
ロバートはいいところしか見せてないので本当に彼に付いてアメリカへ行くのが正しいのかなんとも言えないのだが、「あなたはあなた自身の幸せを求めるべき」「あなたはそういう人だ」と安子が欲しい言葉をちゃんとくれるんだよなあ。
きぬちゃん
夫がいて子供がいて両親がいて家がある。ただそれだけで勝ち組に見えてしまう世界。
定一さん親子
本当に帰ってきたのか視聴者の中で審議中になっているが
たくさんの帰還メッセージありがとうございます!
— 前野朋哉 (@maenotomo18) 2021年12月22日
健一は帰って参りました!
そして、安子さん…。#カムカムエヴリバディ
ということなので帰ってきたでいい模様。
るい
深津絵里登場! 仕草がちゃんと18歳の少女で震える。
それにしてもヒロイン同士のバトンタッチが憎悪と絶望って、そんなのあるー?