カムカムエヴリバディ 安子編 20話
いじわるせんといて…
あのさあ。
視聴者オーバーキルだからいい加減にして欲しい。
いや、稔さんが戦死するのは、二人が結ばれたときのナレーションで分かってたけどさあ!!!
でももう少しリードタイムというか、心の準備をですね、そこまで念入りにトドメ刺してこなくてよくない?
稔の戦死の報が届いた時、あの場にいた誰も(勇ですら)安子がふらふらと出ていくことに気づいてなかったのもきつい。安子はまだ雉真の家族になってないんだよね。
安子がいつもの神社へ向かう道すがら、音が消え、彼女の視点になった途端風景から色が消えてるのがリアルだった。
とはいえ、衝撃的な金太の死だったけれど、おはぎを渡した男の子は金太によって商売の面白さに目覚め、泥棒ではなくちゃんと生きていく手段を覚えたんだよね。
そして、安子は金太が絶望ではなく、優しい夢を見ながら息を引き取ったことを知る。
こうやって、金太をただ残酷なだけの孤独死にしないで、ひとつの救いを与えるところがいい。
来週、安子はるいと大阪へ逃げるみたいだけど、ずっと誰かに守られてきた彼女はようやく自分の人生を自分で切り開くことになるのか。