カムカムエヴリバディ 安子編 8話
Beautiful sunset
両親からお見合いの話を切り出され、矢も盾もたまらず大阪行きの列車に乗り、稔さんの下宿に押しかけ、一緒に映画に行き、彼の行きつけの中華そば屋さんでご飯を食べ、二人で故郷と似た風景の川沿いを歩いて美しい夕日を見て、遅くならないうちに家へ帰る電車に乗る。
事情は何も語らず、ただ会いたかっただけで。
稔さんの外套をずっと羽織ったまま、彼の姿が見えなくなってからはらはらと涙を流す。
この日は一生忘れられない美しい思い出として、稔さんの前から去るのだろう。
そう視聴者が切なく思ったところで、OPの「アルデバラン」が流れ、「笑って笑って愛しい人」のフレーズについに涙が決壊してしまったところ……
稔さんが安子の前に現れたところで
「ファーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」
と朝から派手に奇声を上げてしまったけど、許されたい。
いやまあ、この演出はやられたよね……。