カムカムエヴリバディ 安子編 6話
まだ来年がある!
15分、安子と稔の手紙のやり取りで、季節が変わっていくとともに、社会情勢がどんどん不穏さを増しているのが描かれていき、最後に遠く離れた二人で「On the sunny side of the street」を口ずさむ。
近況を伝えながら二人の気持ちがどんどん近づいていき、ついに重なるという演出のなんとにくいことよ…。
安子と稔が手紙でどんどん距離を縮めているのに対し、近くにいるはずの勇の最後の甲子園のフラグを立ててるのが切ないねえ。まだ来年とか言いってる場合ではなく、伝えたいことは早く伝えないといけないということだなあ。
おじいちゃんのお使いでいつも買っていたタバコのチェリーは櫻と名前が変わり、二人が初めてデートしたマスターの喫茶店もおそらく名前を変えざるをえないだろう。
安子と稔の気持ちが近づいていった理由のひとつに、二人を結びつけた英語がどんどん社会から排除されていってるせいもあったのかもしれない…。