おかえりモネ最終回
最後のすがもね
菅波先生とモネが抱き合うことで、すべてが整い、雨が降る。
すがもねで物語が閉じたことにとても満足してしまって、これはおかモネロスになるのではないかと先週心配してたんだけど、そんなことはなかった。
あまりにもきれいに世界は閉じたので*1、見事すぎてため息しか出ない。素晴らしい…。
もっとも、数年後以降はモネの、もしくは自分たち視聴者の望んだ夢の可能性もあるという解釈もできる時点でも完璧すぎる。
余談だけど、モネが結局光太朗さん呼びできず、先生と呼び続けたのは、最後に「先生、本当にお疲れさまでした」とコロナ対応で頑張ってきた菅波先生に、医療関係者の方への言葉を重ねたかったのかなあ…と思った。確証はないけど。
最終回について
未知と亮が「おかえり」「お帰りモネ」とタイトルを回収。
震災で大きく傷つけられて、島から出られなくなっていた二人があの時島にいなかったモネに「お帰り」ということに、一番大きな意味があったんだなあ。
その亮は、自分の漁船を手に入れて、まるでアイドルのカーテンコールのように風を切って子供のようにはしゃいでる姿に涙が。
ずっと大人びて穏やかな振る舞いをしてきた彼だけど、実際はああいうのりの良い明るい兄ちゃんだったんだねえ。
未知は大学進学のため東京へ。もうずっと東京行け言い続けてきたので感慨深い。
きっと菜津さんのところへ住んで、東京満喫してるんだろうなあと思うだけで、じわっと涙が。
今度はモネが未知に「お帰り」というだろう。
気象予報士の仕事はまだまだ「俺たちの戦いはこれからだ」だろうけど、地球相手という大きな仕事にやりがいを感じて頑張り続けるんだろうなあと。
半年間(にはちょっと足りないけど)、ずっと楽しめた、いい朝ドラでした。
スタッフ、キャスト、関係者の皆様、どうもありがとうございました!
そして、このブログを読んでくださった方も、本当にありがとうございました。
*1:耕治が亮の出港を見に行かなかったのは、完全を避けるための逆さ柱みたいなものかなと思った。物語のテーマ上、完全に終わらせてはいけない