おかえりモネ95回&気仙沼編予告
本日のすがもね
「結婚は保留ですね」
プロポーズの返事はまだモネはしてなかった気がするけど、これはプロポーズ自体も保留ってことでいいのかな。菅波、時々先走って暴走するからなあ…。そこがいいんだけど。
モネも菅波先生もようやく過去の傷を乗り越えて、やっと自分のやりたいことを迷いなく選ぶことができるようになったということだろうか。
宮田さんのホルンを聴いたあと、二人が向かい合ってるのではなく、同じ方向を向いて座ってるカットが、いかにも菅波先生とモネの人生を現してるようで印象的なんだよね。
お互いを見つめ合ってはいないけど、向いてる方向は同じ。
「一緒にいるってどういうことでしょう」
「一緒に2人の未来を考えるってことじゃないですか?」
はい、出ましたよ名言。結婚式のスピーチ用に脳内にメモっておきたい美しい言葉。
同じ場所にいて見つめ合っていても、互いのことを思いやったり寄り添ったりしなければ、それは一緒にいることではない。
違う場所にいてもお互いの未来を尊重しあうなら、それは一緒にいること。
二人は今までずっとそうしてきた。結婚を保留にしたのも、二人の未来を考えたから。
うーん…でも、婚姻届は出しておいたほうがいいんじゃないかな。おばちゃん、代わりに出してきてあげよっか?
ところで、モネが最終的に気仙沼へ帰ってくることは分かってたのだけど、多分気象予報士として起業するのだろうと思っていたので、ウェザーエキスパーツの社員のまま戻ってくるというのは割と意外だった。
ここしばらくの朝ドラヒロインはだいたい最終的に自営業になるケースが多いから、企業に所属したままというのは珍しいんだよね。
特に現代ものだとこぢんまりとした商売で終わることが多い。
だから、気象予報士として仕事をしていく上ではウェザーエキスパーツのデータが使えないのは厳しいという意見は、完全に盲点だった。朝岡さんが繰り返し、気象予報はチーム戦と言ってたのは、積み重ねたデータというのもあったのかーと。
それなのに、社内プレゼンの結果が出る前に気仙沼に帰ることを決めていたモネは、なんだかんだでやはりメンタリティが朝ドラヒロインだなあと苦笑してしまった。もし社内プレゼン通らなかったらどうするつもりだったんだ(笑)
こういう考える前に飛ぶ能力あってこその朝ドラヒロインではあるけど。
ただこの展開はちょっとご都合主義かなと思ったら、Twitterでウェザーエキスパーツのモデルになった企業の創業について指摘されていた。
読んで納得。ご都合主義も何も、モネとほぼ同じ動機からのスタートだった。
ウェザーエキスパーツの社長がどういう事情で起業したのかは分からないけれど、やはり基本は気象予報で人を助けたいという気持ちはあるのだろうと思う。
でなければ、きめ細やかなサービスもできないだろうし。
来週(以降)のすがもね
来週は菅波先生の出番少なそうなんだけど、気仙沼編予告では、永浦家で耕治とコント(違)してる菅波が!!!*1
ついに物語はクライマックスへ。すがもねもきっとクライマックスへ。ワクワクして待つ。
*1:気になるのはコロナ禍だけど、果たしてどういう扱いになるのだろう?