おかえりモネ69回
本日のシロさんとケンジ耕治と朝岡さん
「おまえたちの未来は明るいんだって、決して悪くなる一方じゃないって、俺は信じて言い続けてやりたい」
— 連続テレビ小説「おかえりモネ」 (@asadora_nhk) August 19, 2021
朝岡に父親としての本音をこぼす耕治。#おかえりモネ #朝ドラ#内野聖陽 #西島秀俊 pic.twitter.com/lJcFuMQvII
今日はもうこれに尽きるんじゃないですかね。
子供の頃から転勤族で故郷を持たない朝岡さんと故郷を出たものの結局帰ってきた耕治との邂逅。
無関係だからこそ言える話、と菅波先生が言っていたこととリンクして、めったに語らないだろう朝岡さんの悩みと逡巡が、耕治の銀行員スキルによって重い口を開かせてしまった。
都会とふるさとである地方との関係は綿々と続いてきた朝ドラの大きなテーマのひとつでもある。
戦前戦後舞台だと、貧困であったり、女性の職業選択の制限の問題など、時代に応じた理由でヒロインたちは都会を目指したが、現在、地方でもある程度女性の自己実現が可能な時代、モネの切り口は、そこに「災害」という新しい視点が加わってきた。
地方に住み続けること、都会に移住すること。そのどちらを選ぶにしても、娘たち=ヒロインたちが自由であれるよう応援する、それが大人の役割である。
今回は朝岡さんと耕治の会話だけでほとんど構成されていたけれど、このドラマの大事な核の部分が語られる回であり、共演の話題性ってだけではなくて、西島秀俊と内野聖陽の演技力にそれを託した強い信頼が感じられたと思う。
本日の社長
「昨日何食べた?」面白いよね! サービスサービスぅ!
本日のすがもね
月曜日と火曜日の回をじっくり反芻しましょう。