今日はなにを観た?

映画、ドラマ鑑賞記録

カムカムエヴリバディ 安子編 27話

May I help you?

 

不穏だ。

月曜日には、これから美都里と雪衣で安子がいじめられるんじゃないかといろいろ心配していたのだが、拍子抜けするぐらいそんなことはないまま3ヶ月が経って、安子の骨折は治った。

 

このまま平和に雉真家で未亡人ムーブで娘と遊んで暮らしていけばいいのだろう。おそらく千吉さんも勇ちゃんもそのつもりだろうし、それが安子たちのため、雉真家のプライドなのだと思う。別に間違いではない。

 

だけど安子は大阪で一人で稼いで自立して生きる味を知ってしまった。

 

まだまだ社会は不安定だし、食べていけなくて途方に暮れている人も多い中、安子はむしろめちゃくちゃ恵まれてる。

 

千吉さんから、るいを置いていけと言われた時、安子は泣いてすがるるいに向かって「わがままを言うんじゃない」と叱ってしまった。

 

安子が働く大義名分は、るいの顔につけてしまった怪我の治療費を稼ぐためだったはず。子供のためと言いながら仕事に行かねばならなくて、出掛けにわがまま言われて怒ってしまうシチュエーションはよくあることだけど、安子の場合は働かなくてもいい環境だ。

 

それでも娘を置いて家を出た理由は。

 

安子はここで無自覚にるいではなく、仕事を選んでしまったんだよなあ。千吉の命令とはいえ、るいと一緒に生きるために家を出たのに、今は彼女が安子の足かせになりつつある…。

 

勇ちゃんのなんでも野球に例える「っちゅーわけじゃ」が今日の癒やし。