カムカムエヴリバディ 安子編 37話
闇落ちピタゴラスイッチ
今までなあなあで目をつむっていたり、ぼんやりしていて気がついていなかったり、そういった部分が全部一気に吹き出して、破局を迎えた回でありました。
この回の構成が、勇から安子へのプロポーズの回想から始まることで、より強調されたね。
ただ、算太の金持ち逃げ失踪だけど、一見雪衣への失恋からに見せかけて、実は別の事情があるのではないかという気がする。そもそも持ち逃げするにしてもなぜ大阪という。大阪には彼の昔の知り合いがいっぱいいるだろうし、道頓堀へぶん投げるのは事情が分かってからでもいい。
勇と雪衣の関係については、私は初犯だと思ったけど、最初の雪衣のタメ口から既に何度か関係持ってるんじゃないか説もあり、もしそうならお前ふざけんな旭川に投げ込むぞなので、初犯にしといてほしい気持ち。
安子は安子で、自覚はないけど、たちばなとるいとでたちばなを無意識に取っちゃってるんだよなあ。そこをもっと彼女が自覚してくれてると、やりようもあったんだろうけど、彼女の中には自分が自立して働いてるという気持ちがあまりなかったんだろう*1。
それにしても、安子にロバートさんがいてくれてよかったとしみじみ思う…。
さて、いよいよ38話は安子編クライマックス! いつの間に!
*1:彼女の中にある戦前の教育や常識のせいだろうなあ…