おかえりモネ83回
本日のすがもね
今回、新たな議題が提示されてしまった。
「モネが菅波先生の部屋に来たのは初めてか否か」
モネの部屋への入り方がほぼ泥棒かスパイみたいで、部屋の中もまるで初めて来たかのようにキョロキョロ見ていた様子から、我々はついつい二人の関係を先走って察していたが、実はまだ何も起こっていないのでは? という疑問が湧いてきたのも無理からぬことである。
一方、部屋にお訪ねする関係であっても、合鍵を渡されてない段階だと一人で部屋に来ることはないので、付き合いたてならではの一人で彼氏の部屋へ来てしまった彼女の初々しい反応という意見もまた捨てがたい。
もっとも、合鍵もらいたてなのに、勝手に部屋を物色したり、掃除しだすようなモネでなくてよかったと思う…(サメちゃんによしよしぐらいはOK)
今日のすがもねで一番エロティックだなと思ったのは、モネが菅波先生の殺し文句を、宇田川さんの風呂を磨く音を聞きながら、独り寝の布団の中で眠れないまま反芻してるとこだなあ。
嘆きつつ ひとり寝る夜の明くるまは いかに久しき ものとかは知る(右大将道綱母)
この歌を連想した。二人で眠る夜を知ってるからこそ、一人の夜の寂しさと長さが辛くなってしまったという。
私はここで、あ、やっぱ二人共大人の関係になってるなと思ったんだけど、さてどうでしょう*1。
本日の菜津さん
マジ泣きした。
「誰かを支える」というのはこういうことで、正しくないけど優しい世界は過酷なのだ……。
本日のマモちゃん
マモちゃんとスーちゃんの仲は意外なようなそうでないような。ひょっとしてありなのでは? と思ってた。朝ドラはだいたい主人公の周囲でくっつくの法則的に。
それにしてもこの二人は伏線貼りまくり過ぎる。
スーちゃんがモネと菅波先生の恋愛に全然口出して来ないなあと思っていたら、自分のことでそもそも忙しかったのね。
マモちゃんがスーツをスーちゃんに選んでもらってたのは、翌日、マリアンナ莉子の代わりにスタジオでの天気予報を務めるためだったとは。
ここで彼のなんのためにあったか分からなかった「元モデル」設定が生きてきてるし。
そして、社長と朝岡さんにべた褒めされていた「花粉アプリ」の名前の「マモちゃん」は、スーちゃんからの呼び名……。
内田アアアアア!!!!
*1:それはゲスの勘ぐりという