おかえりモネ74回
本日のすがもね
待ち合わせ時間より早く来てしまう菅波光太朗。
ワンピースがワンピースじゃない謎のワンピースに着替えようとする永浦百音。
りょーちんの攻撃をことごとく防御してしまう領域展開菅波光太朗。
初デートでメガマウスの歯を見に行こうと誘う菅波光太朗。
みーちゃんに面接を受ける菅波光太朗。
みーちゃんにサメ展のチケットを貰ってにこにこしている菅波光太朗。
微妙にぎこちない距離感絶妙なモネとのツーショットを撮る菅波光太朗。
さあこれからというところで仕事で呼び出されてデートが延期になる菅波光太朗。
明日に伸びたデートは無事完遂されるのだろうか……。
本日のりょーちん
さてどうしたものか。
二十歳過ぎた若い男が東京で遊んで約束の時間までに帰ってこなかった……というのはまあしょーがねーなーで終わる話だと思うんだけど、夜中に亜哉子さんからモネが叩き起こされる事態ってことは、りょーちんは本当に遊ばないし羽目も外さない子なのは漁船の親方ですら知っているってことですよなあ……。
以前家出といえば、三生も自分の将来に迷ってモネの家に家出してきたことがあったんですよね。
しかし多分誰も叱らなかったし、彼の家出を大人たちは何も言わずに見守っていた。おかげで三生はじっくり悩んで、仙台の大学に戻っていくことができた。
このエピソードのときは地方出身の子供特有の悩みだねえと思ってはいたけれど、このエピソードがここに来てりょーちんの状況との違いが浮かび上がってきてしまったのだよね。
三生がモネのところに来たところといい、モネ自体が幼馴染たちから相談されやすい避難所みたいなポジションでもあると思う。
それを踏まえると、りょーちんの気持ちを読むのはとてもむずかしい。
モネに対する思いは幼馴染への恋愛、というにはもっと色んなものが重なりすぎている。同時にいろんな感情が重なりすぎてるからこそ、恋愛というでかい感情と勘違いしてしまうのもまたあるあるだ。
それをモネに求めてしまっても、彼女が返してあげられるかどうか。
彼が求めてるものがあまりに大きくて、菅波先生を見つめる暗い瞳に、ああーと頭を抱えるのである。
ところでりょーちんが汐見湯で見ていたやよい濃のチラシがなぜか猪木の言葉をもじったお茶の宣伝なんだけど*1、せっかくだから元ネタ引用しとく。
「この道を行けばどうなるものか 危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし
踏み出せばその一足が道となり その一足が道となる 迷わず行けよ 行けばわかるさ」
*1:なんなんだあれ?