今日はなにを観た?

映画、ドラマ鑑賞記録

映画/メゾン・ド・ヒミコ

himiko-movie.com

柴咲コウは身体に刺を巻きつけたようなキャラがおなじみだけれど、この映画では美人ではなくモテない、冴えない女の子としての造形がとても良かった。そんな頑なさが、ゲイだとカミングアウトして自分と母を捨てた父、そしてその恋人のオダギリジョー、ゲイコミュニティの老人たちとの関わりあいから、バリケードが少しずつ壊れ、自分と違う人の異質さを受け入れ、大人になっていく姿が、美しく切なく描かれていたと思う。

 

 

そして、よこしまな萌えとしては、受けのオダギリジョーがノンケで事務所の女の子食いまくりの西島秀俊を口説くシーンがたまらなかったです。ありがとう! ありがとう! 神だ!