映画/南極料理人
おじさんたちのお仕事してご飯食べてる南極ライフをひたすら見守る映画。
特に大きな危機もなく、犬を置き去りにすることもなく、たんたんとお仕事して、ご飯食べてる日常(ただし南極)が描かれてるだけなのに、ダレること無く楽しくにこにこして見守ってしまいました。
そして、飯島奈美さんのお料理の美味しそうなこと! ご飯前に観ちゃだめ絶対。
南極と言っても結構豪華なメニューもあって、夜食のラーメンを食べつくし、カニばかり食べてるところは逆に悲哀を感じましたね。カニが美味しそうに見えない!*1 ところどころに見え隠れする日本での日常への飢えやストレスが、食事シーンに出てるんですよね。しかし南極での日々の苛酷さを強くクローズアップするわけでもなく、ひたすら食べて仕事して日常が過ぎていく物語。
映画最後に、西村さんが「美味しい」と食べるもの。あれこそ南極では食べられない、日本の日常を象徴する食べ物なんですよね。