今日はなにを観た?

映画、ドラマ鑑賞記録

映画/ラブ・アクチュアリー

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弟に恋人を取られたミステリー作家ジェイミー(コリン・ファース)は南仏へ傷心旅行に。一方その頃、若くてハンサムな英国新首相デヴィッド(ヒュー・グラント)は秘書に一目惚れしてしまい、悶々と悩んでいた。

シネマトゥデイ

 

★★★★.5(星4.5)

この映画が伝えたい事は、最初のナレーションにあった、9.11の犠牲者がかけた電話は、憎しみや復讐ではなく、愛のメッセージだった、ということだと思う。

映画として、世界は愛に満ちているということを、この映画で描くことで、9.11同時多発テロに対する解答になったのではなかろうか。

人を愛するということの尊さをこれだけのキャラを沢山出演させながら、くどくなるギリギリの線で留めたのはさすがだった。切ない失恋もハッピーエンドも誰かへの愛があるからこそ美しく暖かく心に伝わる。

それにしても、ローワン・アトキンソンの出演がなかなか反則というか、恋の妖精みたいなポジションだったけど上手くはまってて面白かった。

私としては、ずっと片思いをしていた相手と恋が成就する、というところで、心を病んだ弟の電話に出てしまい、彼を見捨てられなかったサラ。でも、彼女には幸せになって欲しかったなあ……。弟とともにいることがたとえ彼女の幸せだとしても。