山盛りごはん三杯

映画、ドラマ鑑賞記録

映画/ミッション・インポッシブル ローグ・ネイション

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トム・クルーズのスタントなしの体当たりなアクション、ほんとプロの仕事っぷり頭が下がります。

 

前回のゴースト・プロトコルで出てきたブラントが好きなので、今回もちゃんと出てくれるか、途中で死んだらどうしようか、とかいろいろ気を揉みながら観たので、多分自分比1.3倍ぐらい楽しめたような気がします。

今回はブラントのアクションがなかったのは残念だったけど、中間管理職的なポジションでずーっと苦悩の表情を浮かべていたのがとっても美味しかったです。ラストに美味しいところも持って行きやがりましたし*1、ありがとうございますありがとうございます。次回はぜひアクションも。

やんちゃな主人公に振り回される頭の切れる中間管理職の苦悩に満ちた表情最高です。最高です。

 

ヒロインのイルサは最初ルパン三世の不二子ちゃんみたいなポジションなのか? と思ったけど、話が進むにつれ彼女の置かれてる状況はやはり囚われのお姫様だったのですよね。

ただ、従来のハリウッドアクション映画のようにヒーローとの恋愛で救われるのではなく、自分自身の力で自分の運命を切り開いていく姿はとてもかっこよかったです。しかし、イーサンと出会わなかったら彼女はずっと苦しみ続けたのかと思うと、ヒーローはちゃんと囚われのお姫様を救っているのですよね。

(何度か出てくる靴を脱ぐ描写って、もしかしてシンデレラのメタファー?)

窮地のヒロインを救うというミッションはきちんと果たしている、ただ、その描き方はマッドマックスFRといい、かなり変わってきてるのだなあと感じたのでした。

それにしてもイルサのアクション美しかった! ウィーンオペラ座の大胆なスリットの入ったドレス姿だけでも美しいのに、脚線美を惜しげも無く晒してライフルを構えたポーズ、バイクアクションに格闘技のスタイル。公式の写真にある、イーサンの肩を支えに銃を撃ちまくるところと。

しかし、イルサの戦うヒロインっぷりのせいで、ベンジーが従来のヒロインポジションになったという指摘には笑いました。今後は男性キャラがああいう役割もするようになるんでしょうね。素晴らしいですね。

ラストは、前回の核ミサイル阻止に比べると、あれ? という拍子抜けなところもありましたけど、今回はラストの台詞といい、構成として意趣返しが多いですよね。この2つ以外にももしかしたらあったのかなあ。逆に、あの終わらせ方が屈辱的で良かったと思います。

そして、ウィーンのオペラ座トゥーランドット誰も寝てはならぬ*2の華やかさ、ロンドンのオークション会場、モロッコの砂漠と世界中のあちこちが舞台になっているのはやはり楽しいですね。オペラ座会場の狭い空間での秘密裏のアクション、モロッコのオープンで埃っぽい場所での大胆なカーチェイス、ロンドンのオークション会場での駆け引き、スパイ物らしい楽しさを堪能。傑作でした。

*1:ここのセリフについてはTwitterで何度も指摘されてたのでちゃんと原語をしっかり聞いてました。あれは英語で聞かないと意味分かんないですよね

*2:ちょっとベタかなあと思ったけど