山盛りごはん三杯

映画鑑賞記録

映画/宇宙人ポール

paulthemovie.jp

 

サイモン・ペグとニック・フロストコンビの映画はほんとハズレがないなあ。

今回はそれほどグロ描写もないし、笑いあり、ハラハラ・ドキドキあり、笑いあり、涙あり、どんでん返しありと、最後まですっごく楽しかった。

SFオタク二人の聖地巡礼的な旅行に紛れ込んできた宇宙人。「E.T.」のストーリーをベースにして、様々な小ネタを入れつつも、男二人の友情と、原理主義者の父親によって抑圧されていたヒロイン*1とのロードムービーといったところでしょうか。

ずっと背景になっているアメリカ中西部の風景も、まるで異星の砂漠の風景のようだったり、男二人の楽しいけど、ポールが加わり、ルースが加わることで友情にちょっとしたさざなみが起こったり。

でもそれほど深刻な対立にならないのは、ポールがずっと気のいい転校生の男友達という感じだったからかも。ポールがとにかく最後までいいやつで一緒に旅行したら楽しいだろうなってやつなので(運転は代わりたくないけど)、ああこいつ助けなきゃって気になっていくんですよね。

そして、優秀なベテランエージェントと新人二人のドタバタコンビの刑事の追跡や、ルースの父ちゃんといい最初のカフェにいたヤンキー二人組とばったり会っちゃってアメリカ狭すぎの件とか、ハラハラする展開も笑いが入ってるので、緊張していいんだか笑っていいんだか、このギャグの塩梅も絶妙でした。

ポールとパットのくだりは、泣けました……

 

クライマックスのあの人のどんでん返しは、お見事な伏線と回収でしたねえ。完全にやられましたわ。ポールのセリフが気にはなっていたのですが、そういうことだったのかーと。

 

ラスボスの人も出てきた瞬間「勝てるかー!」感が最高。

 

サイモン・ペグとニック・フロストのコンビの映画だとこれが一番構成もストーリーもテーマも綺麗にまとまってて、人におすすめしやすいかな。ブロマンス要素もあるし、この仲良しな二人を観てるのがとにかく楽しいんですよね。

 

次回作の予定はどうなのかなあ。次はぜひ、映画館で観たいです。

*1:個人的には恋愛要素いらんかったなあ……。最近はヒロインの抑圧からの解放に恋愛絡まない方が多いですよね